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北星鉛筆「大人の鉛筆」に付属の芯研器でいろいろな太さの芯を研いでみた

東京の下町・葛飾にある鉛筆メーカー、北星鉛筆が2011年に創業60年を記念してリリースした 「大人の鉛筆」。
日本文具大賞2011のデザイン部門優秀賞を受賞したこの製品は実際使ってみて握った感じや重心バランスが
良くできている気がする、というか書いてて楽しいのですが、同梱されている独特の形状をした板バネを使った
芯削りも良くできていて「大人の鉛筆」以外にもいろいろ削れることがわかりました。
ここではさまざまな芯径の芯を研いだ画像をご紹介します。

2012.5.27追記
「大人の鉛筆」は東京商工会議所葛飾支部の行っている地域ブランド発信事業、 葛飾町工場物語第5回(2011年度)葛飾ブランド に選定され製品化の経緯が マンガ で紹介されています。
またペンクリップや芯削りの刃の開発に携わった 東京金属工業株式会社 は1951年創業のペンクリップやペーパークリップの専門メーカーだそうでコンシューマ向けに ペーパークリップ5枚クリップその他の製品を展開しています。 なかでも プッチンクリップ はステンレス製の錆びないブックダーツとして使えそうです。 検索したらAmazonで扱っているのを見つけました(→)。

ご注意!

北星鉛筆の芯とぎ器

ふだん使用しているものなので削った粉末が写っているのはご愛嬌(;´Д`)
キャップ付きで持ち運び中に削ったカスが飛び散る心配がないのも秀逸です。

キャップをしていたらシャープペンの替え芯ケースと思わせる外観。
この板バネがユニーク。
2cmくらい芯を出して研ぎます。

北星鉛筆・大人の鉛筆(芯径:2.0mm)

さすが純正だけあって研いだ仕上がりがきれいです。

Faber Castell・TK9400(芯径:3.0mm)

3.0mmの芯も研げました。

ぺんてる・MULTI8(芯径:2.0mm)

大人の鉛筆と同じ2.0mmの芯なので問題なく研ぐことができます。

Montblanc・pix72(芯径:1.18mm)

この芯とぎ器のポテンシャルに気づいたのがこのpix72です。 1.18mmでも難なく研ぐことができました。

コクヨ・鉛筆シャープ(日経アソシエの付録バージョン)(芯径:0.9mm)

最近はやり(?)の太芯シャープペン、0.9mmもクリア。

rotring・600(芯径:0.7mm)

意外や意外、0.7mmも研げました。

rotring・800(芯径:0.5mm)

0.5mmもかろうじて研げた、、、と言っていいのかなぁ。。。

三菱uni・M4-1052(芯径:0.4mm)

微妙だ…

rotring・600(芯径:0.3mm)

0.3mmはさすがに無理でした。というかもともと細いので研ぐ意味ないですね…

更新履歴

  1. 2012.05.24 初版作成
  2. 2012.05.27 第5回(2011年度)葛飾ブランド認定の話や、ペンクリップや芯削りの刃の開発に携わった東京金属工業の話を追記


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