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since 2001.5.1 |
これは2001年にサーバを構築したときの記録(仮)で現在(2010年)はネットワーク構成が変わっています。 参考までに残しています。
penguin-box.jpを運営しているサーバは「怒濤のLinuxネットワーク(ぱぱんだ著)」 を参考(真似ともいう)にしながら作りました。 WWWサーバやMailサーバを建てたことがあればこの本を読んで常時接続のネットワークを構築できると思います。 ここではこの本に書かれていないことをメインに紹介します。
penguin-box.jpは、汎用JPドメインを取得し、フレッツISDNと1つの固定IPアドレスを使って常時接続運用をしています。 最近はやりのダイヤルアップルータではなくTAを使っているのでIPマスカレードを使ったルータ機能を持たせてあります。 おもなサービスはDNS、WWW、Mailです。
2001.3下旬 | 116に電話してフレッツISDNを申し込む |
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2001.4.9 | DOMAIN21で「penguin-box.jp」ドメインを申し込む |
2001.4中旬 | NTTから電話で開通日(2001.5.2)とダイヤルアップ番号を伝えられる |
2001.4.25 | NTTから郵送で「フレッツISDN開通のご案内」が届く |
2001.5.1 | 競合するドメインの申請がなく、JPRSによって先行登録 |
2001.5.2 | フレッツISDN開通 |
2001.5.10 | ODNのオールウェイズ・プラスに申し込む |
2001.5.26 | オールウェイズ・プラス開通 |
2001.8.16 | EPSON VN575STXからDEC Alpha Station 200/100に鯖を交換 |
2001.11.4 | UPS設置 |
マシン | DEC Alpha Station 200/100 |
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構成 | CPU:Alpha 21064 100MHz MEM:128MB HDD:4.1GB |
NIC | DEC 21140AF |
TA | NTT-ME MN128 V21 |
OSはVine Linux2.1CR for Alphaにaptをインストールし、VL2.1.5相当にしたものです。 x86やSparcマシンと違いインストーラを起動させるだけでも難儀なのであえてAlphaに こだわる必要はないと思います。
+-----------------+ | ODN | xxx.xxx.xxx.0/24 +-----------------+ | | | +-------------+ | VL2.1.5 Box | xxx.xxx.xxx.yy(tap0/上流) | Gateway | 192.168.0.1/24(eth0/下流) +-------------+ | | | +-----------------+ | Private Network | 192.168.0.0/24 +-----------------+
上流側(PPxPで自動設定されます)
Interface | tap0 |
---|---|
IP Adress | xxx.xxx.xxx.yy |
Broadcast | xxx.xxx.xxx.255 |
Netmask | 255.255.255.0 |
Hostname | ns.penguin-box.jp |
下流側
Interface | eth0 |
---|---|
IP Adress | 192.168.0.1 |
Broadcast | 192.168.0.255 |
Netmask | 255.255.255.0 |
Hostname | gw01.dev.penguin-box.jp |
DNSは正引き、逆引きともできます。ODNに問い合わせて打ち合わせする必要あり。 セカンダリのネームサーバーはODN側では引き受けてもらえません。 専用線と違って安いので仕方ないでしょう。。。
「ぱぱんだ本」を参考に組みました。
ポイントを以下に挙げます。
httpdは通常nobodyで動かしますが、これだとhttpdが乗っ取られたときnobodyで動いている他のプロセスも巻き添えをくらってしまいます。 それを防ぐのが狙いです。また、グループw3を用意することで、otherのパーミッションを7にしなくて済むようになります。 これにあわせてKENTさんのCGIなどはソースを書き換えています。
smtpはpostfixです。「ぱぱんだ本」を参考にしました。
POPはAPOPにしています。VineのqpopperはAPOPに対応できるように初めからコンパイルされていました。 使い方はこんな感じ。
# groupadd pop # useradd pop ←qpopperを走らせるためのユーザ"pop"の追加 # popauth -init ←APOPのパスワードファイルの初期化 # popauth -user ka-s ←ユーザの追加