電子書籍(ebook, kobo, kindle)自分用メモ
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自炊した本をkobo gloで読んでみて気が付いたことをメモ。 今まで本屋で立読み→とりあえず買って帰る→なんとなく積読だった本がkobo gloに入れたら読むようになったぞ、と。
写真はkobo glo と100円均一ショップで買ったソフトケースです。
自分的結論
- 電子書籍端末は自炊との親和性が重要
- 電子書籍端末は軽くてかさばらないことが重要
- 電子書籍端末はおまけ機能は不要
自炊との親和性
電子書籍ストアで「欲しい時にすぐ買える」「○万冊以上の品揃え」などと宣伝されていても 自分の読みたい本が売られていないなら自炊して端末に放り込む以外にないわけで。
実は電子書籍端末に手を出す前は「なんとなくキンドルじゃね?」と思っていたのだけど試しに最近買った本を調べたら kindle版がないことがわかって、むしろ自炊したものを簡単に読めるのが大事と思うようになりました。
ところで自分はiTunesとiPod Touchで音楽を聴いているのですが、アップルはiTunes Storeで音楽を販売する一方で iTunesでCDを取込む手段も同時に提供しています。おかげでiTunes Storeで購入した音楽とiTunes Storeになくて CDで買った音楽のどちらもiPod Touchで楽しむことができます。
電子書籍端末もこれくらい簡単にストアの本も自炊したのも柔軟に楽しめるといいなあと。 ホントにすぐに欲しい本が買えるならともかく、現状の品揃えではストアありきなものはNo, Thank Youです。 この点koboは自炊した書籍を.cbz形式でmicro SDに入れてサクッと読める柔軟さが良いですね。
ちなみに「なんとなくキンドル感」がなくなったのはこちらの本です(2013年4月4日時点)。 特にAKB48の方は丸善で平積みされていた話題の本だけにkindle版がないのかとガッカリ感も大きかったです。 アマゾンなら大抵のものがあるんじゃね?と勝手に期待していただけですが…
携帯性
ここで言う携帯性は本体が薄く軽いだけでなくバッテリーが長持ちして予備電源が要らないというのも含みます。 ライトを内蔵していて光源が別に要らないとさらにポイント高いです。
薄くて軽いというのは、ノートPCやタブレットなどと一緒に持っていってかさばらないということです。 そして電子ペーパーのkoboやkindle white paperはバッテリーが持つので予備電源を持ち歩く必要がありません。 ノートPCやタブレットでも電子書籍は読めるけど画面を表示しているとどんどん電池が減るのと対照的です。
そしてもう一つ、koboはgloになってライトを内蔵しました。 勤務先は昼休みになると居室の照明が落ちるのだけど外付けの光源なしで読めるのは助かります。 また、電車の中くらいの明るさでもライトがあると画面の白黒がはっきりして読みやすく感じます。
目的特化性
カラーのページはiPadやAndroidタブレットの方が見ていて楽しいけど新書や単行本の白黒の文面を 読むぶんには電子ペーパー端末の方が軽くて疲れなくて向いているよね、と。
また、機能面では電子書籍への書込みは現時点では自分は要らないかなと思います。 紙の本だと蛍光ペンでラインを引きながら読んで、後であの記述はどこだったけかなと本を軽く曲げてパラパラ めくりながら探すのだけど、電子書籍端末(やタブレット)は紙の本みたいにめくれないので。
まとめ(2013年4月時点)
- 新書や単行本の白黒の文面を読むなら電子インクの端末。ライト内蔵だとなお良し。
- 自炊にkoboはいい感じ。
- 機能はシンプルなのがいい感じ。
更新履歴
- 2013.04.05 初版作成